国立文楽劇場、松竹株式会社、関西・歌舞伎を愛する会協力歌舞伎&文楽の歴史を紐解く展示企画を開催 国立文楽劇場、松竹株式会社、関西・歌舞伎を愛する会協力歌舞伎&文楽の歴史を紐解く展示企画を開催

クロスホテル 大阪/

国立文楽劇場、松竹株式会社、関西・歌舞伎を愛する会協力
歌舞伎&文楽の歴史を紐解く展示企画を開催

「KABUKI×BUNRAKU in DOTONBORI by Dotonbori Museum NAMIKIZA」で伝統文化を知る

クロスホテル大阪(所在地:大阪市中央区、総支配人:若山 智)では道頓堀ミュージアム並木座と共同で、1階「MEET LOUNGE」において、2023年8月31日(木)までの期間、歌舞伎と文楽の歴史と世界感を体感できる展示企画「KABUKI×BUNRAKU in DOTONBORI by Dotonbori Museum NAMIKIZA」を開催します。
KABUKI×BUNRAKU in DOTONBORI by Dotonbori Museum NAMIKIZA イメージ
KABUKI×BUNRAKU in DOTONBORI by Dotonbori Museum NAMIKIZA イメージ

クロスホテル大阪が位置する大阪ミナミの観光地「道頓堀」ではその昔、歌舞伎、文楽、からくりの芝居小屋が立ち並ぶ劇場街、「江戸三座浪花五座」とうたわれていました。そんな劇場街での浪花五座(角座、弁天座、朝日座、中座、浪速座)の昔懐かしい写真や道頓堀の絵地図、また2008年にユネスコ無形文化遺産に登録された人形浄瑠璃文楽と歌舞伎が互いに影響を与え合い道頓堀で発展してきた歴史などをパネルにして展示しています。大阪ミナミ「道頓堀」の歴史や、現在を体感ください。

■「KABUKI×BUNRAKU in DOTONBORI by Dotonbori Museum NAMIKIZA」概要

KABUKI×BUNRAKU in DOTONBORI by Dotonbori Museum NAMIKIZA  イメージ①
KABUKI×BUNRAKU in DOTONBORI by Dotonbori Museum NAMIKIZA イメージ①
KABUKI×BUNRAKU in DOTONBORI by Dotonbori Museum NAMIKIZA  イメージ②
KABUKI×BUNRAKU in DOTONBORI by Dotonbori Museum NAMIKIZA イメージ②
互いに影響を与え合い道頓堀で発展してきた歌舞伎と文楽(人形浄瑠璃)。
具体的な事例として「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」について展示しています。
「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)は強大な悪である蘇我入鹿(そがのいるか)に藤原鎌足(ふじわらのかまたり)と淡海(たんかい)親子が立ち向かう話の中に日本版ロミオとジュリエットや三角関係など時代に翻弄されながらも愛に生きる女性たちを描く長編作品。1771年に竹本座にて人形浄瑠璃で上演、1772年角座にて歌舞伎化され上演されました。それを1826年にシーボルトが観て同作品とまわり舞台や花道の効果を西洋に伝えます。今回特別なご協力によりほぼ同じ場面の歌舞伎と文楽の写真を揃えて展示することができました。歌舞伎や文楽に詳しくない方でも楽しめる展示となっています。
そうした劇場街としての歴史と同時に、現在の道頓堀界隈に残るエンターテイメントのスポットもご紹介しています。
開催期間 2023年8月31日(木)まで
場所 クロスホテル大阪1階「MEET LOUNGE」 7:00~22:00
料金 無料
主催 道頓堀ミュージアム並木座 クロスホテル大阪
協力 国立文楽劇場、松竹株式会社、関西・歌舞伎を愛する会
後援 関西・大阪21世紀協会、ミナミまち育てネットワーク

文楽(人形浄瑠璃)について:

17世紀後半に大坂(現在の大阪)で生まれた、「語り物」と「人形」が結びついた芸能です。語り物は物語を声で表現し、人形は物語を視覚的に表現します。江戸時代、竹本義太夫(たけもとぎだゆう)が生み出した語りが大流行して「義太夫節」とよばれるようになり、近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)が書いた優れた作品と合わさることで大坂中の人気を集めました。その後、19世紀初めの興行師・植村文楽軒(うえむらぶんらくけん)の名から、人形浄瑠璃を「文楽」とよぶようになりました。

歌舞伎について:

江戸時代のはじめに京都で出雲の阿国が演じた「かぶき踊り」がはじまりとされ、400年以上の歴史をもつ伝統芸能です。現在まで、江戸と上方(京都・大坂)を中心に各時代の観客の趣味嗜好を反映しながら、さまざまな演目を上演してきました。上方で生まれた歌舞伎の代表的な演出のひとつ「和事(わごと)」はやわらかく情感豊かに演じることを特徴とし、それに対して「江戸の荒事(えどのあらごと)」は派手でダイナミックな演技を特徴とします。さらに大坂を中心に人気を集めていた文楽(人形浄瑠璃)の作品を歌舞伎にした「義太夫狂言(ぎだゆうきょうげん)」も誕生し、現在まで数多くの作品が上演されています。文楽から大きな影響を受けた歌舞伎は、セリや廻り舞台などの舞台機構の発達に伴い、さらに発展していきました。
展示企画内容に関するお問い合わせ:
道頓堀ミュージアム並木座(山根エンタープライズ(株)) TEL:06-6538-4880
展示企画全般に関するお問い合わせ:
クロスホテル大阪 TEL:06-6213-8281

道頓堀ミュージアム並木座ついて:

谷町六丁目・空堀地区の長屋再生複合ショップ惣soなどや直木三十五記念館、北浜での水辺再生「北浜テラス」の設立・運営に関わってきた山根エンタープライズ株式会社が、ドラッグストアになっていた元蕎麦屋の建物を引き継ぎ、劇場都市道頓堀の再生をめざして2019年に開館した小さなシアター型ミュージアム。名誉館長は文化プロデューサーの河内厚郎氏。歌舞伎を大改革した並木正三を中心に、劇場都市400年の歴史を30分で学べるだけでなく、道頓堀発祥で世界の大劇場で導入されているまわり舞台の体験ができ、歌舞伎衣装のパネルを“まとい”カツラを付けて写真撮影もできる。外国人や目が不自由な人も愉しめるよう5言語の語りを用意し、小さなトイレも工夫してユニバーサル・ミュージアムもめざしている。また、道頓堀の文化的な賑わいと劇場の可能性をさぐるため演芸場も実践し、講談、落語、浄瑠璃、和楽器、JAZZなどの公演もされている。
公式ウェブサイト http://www.yamane-e.com/DotonboriNamikiza/
Instagram公式ウェブサイト https://www.instagram.com/namikiza/

山根エンタープライズ株式会社及び山根秀宣について:

関西、九州両地区でビルやマンション、土地を賃貸する不動産経営を主とする会社。一方、上記ミュージアムのほか、民泊、発電施設の運営や
当時前例が無かったVDSL通信網や福岡市初のヒートアイランド対策屋上緑化を導入した賃貸マンションなど時代に応じて不動産の有るべき姿
を追求してきた。同時に「大阪会議顕彰レリーフ」など多くのまちづくり活動を実践してきた。
代表の山根秀宣は大阪まちプロデュース運動を主宰し、まちのあるべき姿を追求してきた。メールメンバーは約1,800名。行政へのまちづくり提案だけでなく、自ら飛び込み実践する手法で大阪のまちづくりを実現してきた。空堀商店街界隈長屋再生プロジェクト ファウンダー、北浜
水辺協議会 理事(初代事務局長。現在大阪府占用許可・将来構想担当)、関西・歌舞伎を愛する会 世話人、ミナミまち育てネットワーク 企画委
員。
公式ウェブサイト http://www.yamane-e.com/
まちづくりウェブサイト http://www.yamane-e.com/omp.htm

クロスホテル大阪について:

なんばの中心地に位置し、大阪・御堂筋の四季折々の銀杏並木の眺望や、道頓堀・心斎橋エリアの夜景が魅力のスタイリッシュなライフスタイルホテルです。赤色を基調とした色鮮やかなデザインとすることで、新しく力強い洗練された空間を演出した全229室の客室のほか、さまざまなシーンに対応する「TERRACE & DINING ZERO」では、こだわりのお料理とお酒をご提供します。また、食やアート・音楽などを通して、地域文化や歴史の古さと新しさの融合を表現する活動を推進しており、地域のにぎわいの創出にも貢献してまいります。
公式ウェブサイト https://www.crosshotel.com/osaka/
Instagram公式アカウント https://www.instagram.com/crosshotelosaka/

CROSS HOTEL(クロスホテル)について:

CROSS HOTELは、主要都市のプライムロケーションに位置し、人や地域とつながり、各地のトレンドと歴史を発信・体験できるミッドスケール・ライフスタイルブランド。現在展開する3軒のクロスホテルは札幌、大阪、京都の中心地で、いつ立ち寄っても、新たな発見と心に刺激が感じられるひとときをお届けします。

ORIX HOTELS & RESORTS(オリックス ホテルズ&リゾーツ)について:

ORIX HOTELS & RESORTSは、オリックス・ホテルマネジメント株式会社の旅館・ホテルの運営事業ブランドです。ラグジュアリーからカジュアルまで、旅館とホテルを両軸に幅広いカテゴリーを有し、「また行きたい、と思っていただける場所。」をご提供するべく、お越しいただく皆さまのさまざまなライフステージに合わせた体験をお届けしています。現在、ORIX HOTELS & RESORTSでは、北は北海道から南は別府まで、5ブランドにて14の旅館・ホテルを展開し、2023年冬には「熱海・伊豆山 佳ら久」を新規開業予定です。
ORIX HOTELS & RESORTS 公式ウェブサイト https://www.orixhotelsandresorts.com/
RIX HOTELS & RESORTS Instagram公式アカウント https://www.instagram.com/orix_hotels_and_resorts/

ニュースリリースへ

一覧に戻る