迷ったらここに行こう!箱根で行きたい王道&おすすめの観光スポット5選 迷ったらここに行こう!箱根で行きたい王道&おすすめの観光スポット5選

2023年3月15日

# 箱根 # 観光

おすすめスポット5選

迷ったらここに行こう!箱根で行きたい王道&おすすめの観光スポット5選

人気温泉ランキングで常に上位に位置する箱根。素晴らしい景色と温泉だけでなく、観光スポットが多いことも魅力のひとつです。この記事では「見どころがたくさんありすぎて選べない!」という方のために、“箱根らしさ”を感じられるおすすめの観光スポットを5つご紹介します。

箱根ロープウェイ

▲ 箱根ロープウェイからの景色 <画像提供:箱根登山鉄道株式会社>
▲ 箱根ロープウェイからの景色 <画像提供:箱根登山鉄道株式会社>

空から箱根を一望できるロープウェイは、強羅側の早雲山駅と、芦ノ湖側の桃源台駅を結んでいます。ごつごつした岩肌から噴煙があがる迫力満点の大涌谷や、大涌谷駅~姥子駅間で見られる大きな富士山、姥子駅~桃源台駅間の山々に囲まれた芦ノ湖など、ガラス張りのゴンドラから見える景色は、まさに圧巻!飽きることなく約30分の空中散歩を楽しめるでしょう。天気のいい日には、相模湾まで見通すことができますよ。

▲cuーmo箱根 <画像提供:箱根登山鉄道株式会社>
▲cuーmo箱根 <画像提供:箱根登山鉄道株式会社>

乗車の前後には、早雲山駅直結の「cuーmo箱根(クーモハコネ)」でひと休みしてはいかがでしょうか。開放的なテラスには温泉を利用した足湯があり、明星ヶ岳を眺めながらゆったりと過ごせますよ。店内にはこだわりのコーヒーや温泉水を使ったドリンク、オリジナルスイーツなどがあります。セレクトショップには、「cu-mo箱根」でしか買えないお土産も並んでいます。切手付きオリジナルポストカードを購入して、高さ4,485mm(しあわせはこぶ)の白いポストから手紙を出すのも、ここでしかできない体験です。

箱根ロープウェイ

大涌谷

▲大涌谷 <画像提供:PIXTA>
▲大涌谷 <画像提供:PIXTA>

あたりに立ち込める硫黄のにおい、むき出しの地肌からもくもくと立ち上る白い煙。自然の息吹を間近で感じられる大涌谷は約3000年前、神山が噴火してできた爆裂火口です。現在も100℃前後の水蒸気と硫化水素が出ており、箱根ロープウェイから見ると、山の緑はごく僅かな範囲にしかありません。立ち枯れた樹木と岩石からなる荒涼とした様子もまた、箱根ならではの景色です。もっと間近で見てみたいという方は、予約制となりますが監視員とともに約700mの自然研究路を歩く体験に参加することもできます。

▲大涌谷名物くろたまご <画像提供:PIXTA>
▲大涌谷名物くろたまご <画像提供:PIXTA>

大涌谷ではぜひ名物グルメを味わってみてください。おすすめは大涌谷の代名詞ともいえる、温泉池で茹でた真っ黒な殻の「黒たまご」と、大涌谷駅の「駅食堂」で味わえる「大涌谷カレー」です。また、駅構内の「駅の店」ではオリジナルコーヒーを販売しているので、おいしい飲み物を片手に、駅前の「谷のテラス大涌谷」で眺望を楽しんでみてはいかがでしょうか。ご当地レトルトカレーや人気のカレーせんべいなど、お土産の購入もお忘れなく。

大涌谷

  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251-1
  • アクセス:
    【箱根ロープウェイ】「大涌谷」駅からすぐ
    【バス】伊豆箱根バス「大涌谷」下車「大涌谷」バス停下車すぐ
  • 公式サイトはこちら

彫刻の森美術館

▲彫刻の森美術館 <画像提供:彫刻の森美術館>
▲彫刻の森美術館 <画像提供:彫刻の森美術館>

箱根の四季を背景にアートを楽しめる、国内初の野外美術館です。7万㎡に及ぶ広い敷地内には、躍動感あふれる約120点の彫刻が展示されています。ロダンやムーアなどの海外作家をはじめ、高村光太郎や岡本太郎といった国内作家の作品も多数。天候や時間帯によって異なる表情を見られるのが、野外展示ならではの醍醐味です。そのほか、まるで万華鏡のようにステンドグラスが張り巡らされた、実際に螺旋階段で塔の上まで登れるガブリエル・ロアール《幸せを呼ぶシンフォニー彫刻》や、子どもが作品の中に入れる「ネットの森」など、大人から子どもまで楽しめる体験型アートが展示されています。館内を一周する目安は60〜90分。ゆっくり散策しながら自然とアートのコラボレーションを楽しんでみてください。

天候を気にせず過ごせる室内展示場も充実しています。319点ものピカソ作品を順次公開するピカソ館や本館ギャラリーなど、計4つの展示場では常設展や企画展を開催。カフェやおいしい食事を楽しめるレストラン、飲食可の休憩スペース「丸太広場キトキ」があるので、空腹を気にせずたっぷりアートに触れられますね。

彫刻の森美術館

  • 住所:250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
  • アクセス:
    【電車】箱根登山鉄道 彫刻の森駅下車、徒歩約2分
    【バス】箱根登山バス・伊豆箱根バス「二の平入口」バス停下車、徒歩約5分
  • 公式サイトはこちら

箱根海賊船

▲箱根海賊船 <画像提供:箱根観光船>
▲箱根海賊船 <画像提供:箱根観光船>

風光明媚な芦ノ湖を大きな船でクルージング。海賊船は、桃源台港から元箱根港・箱根町港までの間を約25〜40分で結んでいます。芦ノ湖を周遊して景色を堪能したいという方はもちろん、片道だけの利用もできるので、移動手段としても便利です。就航しているのは、「クイーン芦ノ湖」「ロワイヤルⅡ」「ビクトリー」の3隻です。それぞれコンセプトが異なっており、金色の船体が華やかな「クイーン芦ノ湖」は、木材を多く使ったクラシックなデザイン。フランス・イギリスの旗艦がモデルの「ロワイヤルⅡ」「ビクトリー」には、海賊気分を味わえる3Dに海賊の船長や宝箱のオブジェなどが設置されています。

▲箱根海賊船 特別船室 <画像提供:箱根観光船>
▲箱根海賊船 特別船室 <画像提供:箱根観光船>

ゆったりと景観を楽しみたいという方には、特別船室がおすすめです。豪華な客室はくつろげる快適空間。デッキも分かれているため、混雑を気にすることなく景色を楽しめます。すべての船にエレベーターと優先席、多目的トイレが設置されており、小さなお子様やシニアの方も安心して利用できます。

箱根海賊船

仙石原

▲仙石原 <画像提供:PIXTA>
▲仙石原 <画像提供:PIXTA>

芦ノ湖の北側に位置する仙石原は、箱根外輪山に囲まれた自然豊かなエリアです。秋の風物詩「すすき草原」がよく知られており、草原一面に広がる幻想的な光景を見に、毎年大勢の人が訪れます。標高約650mの高原はリゾート地として人気が高く、美術館やおしゃれなカフェ・レストランが点在しています。「箱根ガラスの森美術館」や「ポーラ美術館」、「箱根ラリック美術館」など、名だたる美術館が集まっているのもこのエリア。ほかにも「箱根湿性花園」や「箱根武士の里美術館」、金太郎のモデルである坂田金時をお祀りする「公時神社」など、さまざまな観光スポットがあります。

アクティブに過ごしたいという方は、仙谷原〜湖尻を結ぶ「仙石原湖尻自然探勝歩道」のハイキングもおすすめです。平坦な道が多いため歩きやすく、景色を楽しめるスポットがたくさんあるので、ゆったりと散策するのにぴったりです。

仙石原

  • アクセス:
    【バス】 箱根登山バス桃源台線「仙石高原」バス停下車すぐ
       小田急箱根高速バス「仙石高原」バス停下車すぐ
  • 公式サイトはこちら

箱根観光のおすすめホテル「箱根・芦ノ湖 はなをり」

    • hanaori_terrace

      ▲箱根・芦ノ湖 はなをり

      五感で箱根を感じたいなら、和と洋が織りなす心地よい空間の温泉リゾートで癒やしの時間を。大切にしているのは、「旅館のくつろぎと、ホテルライクな快適さ」。「洋」の洗練されたモダンさと、「和」のくつろぎが調和した客室は、靴を脱ぐスタイルで、ゆとりあるスペースとなるように家具はあえて高さの低いものを採用。ベッドは寝心地を追求したオリジナルベッドを設置しています。元箱根温泉を利用した大浴場は2カ所で、風情あふれる庭園を眺めながらお湯に浸かれる「庭園ビュー」と、芦ノ湖を望める「芦ノ湖ビュー」は、どちらも広く開放的。湯上り処では、芦ノ湖のさざ波をイメージしたベンチでおくつろぎいただけます。

      旅の思い出となる食事は、新感覚ビュッフェスタイルで。旬の食材を使い季節感を表現した和洋折衷の創意あふれる料理は、彩り豊か。好きな小鉢・小皿料理を籠に取る、オリジナルの八寸が人気です。ロビー外側には人気スポットの水盤テラスがあり、ご宿泊の方は自由に利用できる足湯も併設しています。芦ノ湖の澄んだ空気のなか、水面に浮かんでいる気分で景観を楽しんでみてはいかがでしょうか。

      • 箱根・芦ノ湖 はなをり

      • https://hanaori.jp/ashinoko/

      • 〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根桃源台160

      • 【箱根ロープウェイ】桃源台駅より徒歩約2分
        【送迎バス】小田原駅西口より無料送迎バスで約60分(事前予約制)

アクセスマップ

まとめ

自然豊かな箱根では、季節や時間によって表情を変える景色とともに、温泉や食事、名所めぐりを楽しめます。また観光スポットだけでなく移動手段も豊富なので、ロープウェイや海賊船など、箱根ならではの乗り物から、“ここでしか見られない景色”を楽しんでみてはいかがでしょうか。記事を読んで気になる場所が見つかったら、ぜひ足を運んでみてくださいね。