実は名店揃い、京都中華の世界 ~歴史と味が彩る4つの町中華を紹介~|にっぽん旅めぐり 実は名店揃い、京都中華の世界 ~歴史と味が彩る4つの町中華を紹介~|にっぽん旅めぐり

2025年5月16日

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実は名店揃い、京都中華の世界 ~歴史と味が彩る4つの町中華を紹介~|にっぽん旅めぐり

# グルメ # クロスホテル京都 # 京都 # 観光
京都には独自に進化した町中華の文化が根付いており、長年地元の人々に愛される名店が数多くあります。本格的な広東料理・四川料理から日本の食文化と融合した独自の味わいまで、京都ならではの中華料理を楽しめるのが魅力。本記事では、4つの名店を紹介します!京都の街歩きとともに、町中華グルメを楽しんでみてください。

中國菜 大鵬

▲中國菜 大鵬
▲中國菜 大鵬

『中國菜 大鵬』は、京都市営地下鉄東西線二条駅3番出口から徒歩約2分の距離にある、評判の中華料理店です。親子2代で営むこの店は、伝統を守りつつも常に新たな挑戦を続け、数多くのメディアに取り上げられている実力派。

壁越しに見える厨房では、熟練の料理人が中華鍋を振る姿が。その手さばきからは長年の経験と技術が感じられます。料理を待っている間にも、店内に広がる香りと活気に期待が高まります。

▲てりどんきんし
▲てりどんきんし

おすすめは、開業以来の名物「てりどんきんし」。中國菜 大鵬では、鶏の状態や季節に合わせた餌の配合、平飼いで育てた卵の使用など、食材選びにもこだわっています。

ふんわりとしながら、しっかりとした食感がある錦糸玉子と、甘辛く煮た豚肉は相性ばっちり!ご飯にたっぷりと盛られたてりどんきんしはボリューム満点で、食が進む一皿。

ぎょうざ処 高辻 亮昌 本店

▲ぎょうざ処 高辻 亮昌(すけまさ) 本店
▲ぎょうざ処 高辻 亮昌(すけまさ) 本店

『ぎょうざ処 高辻 亮昌(すけまさ) 本店』は、京都市営地下鉄 四条駅6番出口から徒歩約7分の場所に位置する、こだわりのぎょうざ専門店。食べログ百名店2019年/2021年/2024年(※1)にも選ばれた名店です。

※1:"ぎょうざ処 高辻 亮昌 本店 食べログ公式情報"出典

こちらのぎょうざは、京の料亭御用達『山利』の田舎味噌を使用した餡が特徴。そのためか店内に足を踏み入れると、ほのかに味噌が香ります。もちろん味噌だけでなく、素材にも京都を意識したこだわりが。「京の都 もち豚」や、ニラの代わりに使用する「九条ねぎ」など、京都ならではの素材をふんだんに活かし、まさに京都だからこその逸品ぞろい。

おすすめは「ぎょうざ定食」。ぎょうざ1人前に、ご飯、お味噌汁、そして本日のおばんざいが付きます。

そして運ばれてきたぎょうざは、薄皮から九条ネギの鮮やかな緑が透けて見えるほど、野菜たっぷり。そのためか食べ応えはありますが重くなく、京料理に通じる上品な風味と繊細な味付けを感じます。調理・味付け・素材本来の良さ…食べ進めるごとに、「中華×京都」の深さを実感できる、まさに京都ならではの逸品を堪能できます。

▲酢醤油、自家製らー油、黒煎り七味
▲酢醤油、自家製らー油、黒煎り七味

ぎょうざ処 高辻 亮昌 本店では、酢醤油のほか『村山造酢』の千鳥酢や自家製和ラー油、黒煎り七味もおいしいぎょうざの食べ方として紹介されています。京都の食材にこだわった京ぎょうざを味わってみてください。

公式ウェブサイト:https://sukemasa.jp/

広東料理 鳳泉

▲広東料理 鳳泉
▲広東料理 鳳泉

『広東料理 鳳泉』は、地下鉄東西線 京都市役所前駅から徒歩約5分の場所にある京風広東料理が味わえる人気の町中華。かつて多くの人に愛された名店「鳳舞」の味を受け継いだオーナーシェフが、伝統の味わいを守り続けています(※)。

※"広東料理 鳳泉 公式ウェブサイト"出典

鳳泉自慢の名物「韮黄春巻(ハルマキ)」は、ひと味違う特別な京風春巻き。パリッとした皮ではなく、ふんわり薄焼き卵の衣に包まれた1品で、中には海老や干し椎茸、タケノコ、ニラがぎっしりと詰まっています。

ひと口頬張れば、サクッとした軽やかな食感とともに、香ばしい風味がふわりと広がり、思わず笑みがこぼれるほど。とくにタケノコのシャキシャキとした歯ごたえがアクセントとなり、具材それぞれの旨みが絶妙なバランスで絡み合います。クセになる食感と奥深い味わいに、箸が止まらなくなること間違いなし。揚げ物でありながら驚くほど軽やかで、上品な味わいが際立つ逸品です。

▲焼売(シュウマイ)
▲焼売(シュウマイ)

クワイ入りの「焼売」も、鳳泉で外せない人気メニューのひとつです。湯気を立てながらテーブルに運ばれてきた焼売は、その重厚感とともにひと目で違いがわかる1品。箸で割ってみると中には肉がぎっしりと詰まっており、そのボリュームに思わず期待が高まります。

焼売をひと口頬張ると、シャキシャキとしたクワイの歯ごたえが心地よく、噛むたびにあふれ出す肉の旨みと甘みが絶妙に調和。口いっぱいに広がるジューシーな味わいは、リピーターの多さもうなずける逸品です。ぜひ、名店ならではのこだわりの味を堪能してみてください。

公式ウェブサイト:https://kantonhosen.wixsite.com/hosen

京都 四川料理 龍門 本店

▲京都 四川料理 龍門 本店
▲京都 四川料理 龍門 本店

『京都 四川料理 龍門 本店』は、地下鉄東西線 東山駅から徒歩約3分の好立地にあり、地元客や観光客に愛される本格四川料理の名店。

店内は中国語が飛び交い、厨房からは中華鍋を振る力強い音が響き渡ります。本場中国の免許を持つ料理人が腕を振るう雰囲気は活気にあふれ、ちょっとした海外のようです。

▲鶏肉の葱油かけそば
▲鶏肉の葱油かけそば

おすすめは、龍門名物「鶏肉の葱油かけそば」。とろみのあるあんかけスープは、ピリッとした辛味にニンニクが効き、ストレートな細麺にしっかり絡みます。後からじんわり広がる辛さがクセになり、何度でも味わいたくなる1杯です。

スープの中にはたっぷりの鶏肉が隠れており、食べ応えも十分。仕上げに油をかけることで、熱がしっかり閉じ込められ、最後のひと口まで熱々の状態で楽しめます!

▲チンジャオロース
▲チンジャオロース

『チンジャオロース』もぜひ試してほしい1品。肉のうま味をしっかり吸ったピーマンは、シャキシャキとした食感が心地よく、噛むたびに深い味わいが広がります。

ほどよい塩味とコクのあるソースが絡まり、ご飯との相性もばっちり!食べていると箸が止まらなくなると感じるほどの美味しさでした。

さらにお肉を豚肉に変更したり、青唐辛子を控えめにオーダーできるのもうれしいポイント。多様な人が集う京都だからこそ、色々な好みの方に食事を楽しんでもらえるような工夫が施されています。

さらに本格的な味わいをリーズナブルに楽しめるのも魅力。平日の19時ごろにはほぼ満席で、その人気の高さがひと目でわかります。地元の人々はもちろん、日本全国からも多くのファンが訪れるという龍門。遠方からわざわざ足を運ぶお客様が多いのも納得です。

公式ウェブサイト:https://ryumon.net/

京都の風情と現代の快適さが融合する『クロスホテル京都』

▲ロビーラウンジ
▲ロビーラウンジ

京の街並みに溶け込む洗練されたデザインが魅力の『クロスホテル京都』。

地下鉄東西線 三条京阪や京阪本線三条駅から徒歩約4分の場所にあり、鴨川や先斗町にもほど近く、観光の拠点にぴったりのホテルです。

▲スタンダードルーム
▲スタンダードルーム

「京感(共感)」と「木(気)づかい」をコンセプトにした客室は、スイート、デラックス、スーペリア、スタンダードの4タイプあります。

すべての部屋に独立した浴室、洗面、トイレを備え、木のぬくもりや和紙のやわらかな質感が心地よい空間を生み出します。京都らしさを随所に感じられる、快適で落ち着きのある滞在を楽しんでみてください。

      • クロスホテル京都

      • https://cross-kyoto.orixhotelsandresorts.com/

      • 〒604-8031
        京都市中京区河原町通三条下る大黒町71-1

      • 阪急京都線「京都河原町駅」から出口1Aより 徒歩約7分
        地下鉄東西線「京都市役所前駅」、ゼスト御池2番出口より 徒歩約4分
        地下鉄東西線「三条京阪駅」・京阪本線「三条駅」から6番出口より 徒歩約4分

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ディープな味と出会う!京都の町中華グルメ旅を楽しもう

本記事では、歴史ある京都の町中華を巡る旅をテーマに、4店舗を紹介しました。観光の合間に立ち寄れるお店から、地元の人に親しまれる老舗まで、京都ならではの中華グルメを堪能できる名店が勢ぞろい。京都でしか味わえない町中華の魅力を、ぜひ体験してみてください。
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