2026年1月20日
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個性あふれる街・箱崎で、ニューレトロ散歩 |にっぽん旅めぐり
箱崎エリアは近年、古くからの町並みを活かした個性的なお店が増えています。『クロスライフ博多天神』『クロスライフ博多柳橋』からは、博多駅を経由して20分程度。地域に根づいたお惣菜屋さん・喫茶店・生活用品店が立ち並ぶ懐かしい雰囲気もありつつ、空港の近くということもあり、頭上を至近距離で飛行機が飛び交うインパクトもある。そんな多彩な表情を見せる街です。
今回は、クロスライフスタッフがオススメする『箱崎満喫ルート』をご紹介します。カフェ・書店・レストラン&バーなど、それぞれが独自の“こだわり”を発揮するお店を巡りながら、箱崎の魅力に触れてみてくださいね。
*商品価格は取材当時のものです。
*営業時間・定休日などの情報は変更になっている場合があります。詳細は各店舗にお問い合わせください。
筥崎宮を散策する前に、目の前の『ナガタパン』でブランチはいかがでしょうか。築70年以上の古民家を改装したナガタパンは、SNS映え抜群の店構え。レトロな雰囲気の店内には、ショーケースいっぱいにパンが並びます。
シーズナルメニューも含めて、営業時間中のべ80種類ものパンが焼き上がるというナガタパン。今回は一番人気の練乳パン(200円)と定番人気のジャムパン(220円)を購入しました。
テイクアウトはもちろんジュースやコーヒー、昔懐かしい瓶牛乳などを購入して、2階のカフェスペースでのイートインもオススメ。テーブルとカウンターに分かれており、奥行きのあるカウンターからは季節ごとに彩りを変える筥崎宮の庭を眺めることができます。
練乳パンにはぎっしりと練乳クリームが詰まっていますがミルクのコクを感じつつあっさりしたクリームなので、気づいたら完食していた!という軽さ。ジャムパンも優しい甘さのいちごジャムとパンとのバランスが良く、毎日食べても飽きない美味しさでした。
「体に優しいパンであることと、素材にこだわっています」と、スタッフの方。ミネラル豊富で優しい甘さをという想いから、原材料の砂糖は黒糖。さらにパン担当と惣菜担当に分かれており、練乳クリームをはじめ、サンドイッチの具材・カレーパンのカレー・明太クリーム・ラムレーズン・ハンバーガー・デニッシュのフィリングなど、ほぼすべてを手作りしているというから驚きです。
「何年も通ってくれる常連さんも多いんですよ」とお話を伺っている時でも、「今日は何のパンにしますか?」とお客様と店員さんが会話したり、小さいお子さんがショーケースのパンを選んでいたり、お年寄りからお子さんまで様々なお客様が来店されていました。毎日食べたくなる、優しいけれどしっかり美味しいナガタパン。こんな素敵なお店が近所にある箱崎を羨ましく感じました。
【ナガタパン】
- 住所:福岡県福岡市東区箱崎1-44-20
- 営業時間:8:00〜18:00
- 定休日:火曜日・不定休・年末年始(詳細はInstagramにて確認:@hakozaki8739nagata)
- 電話番号:092-643-8680
公式ウェブサイト:https://pannagata-hakozaki.com/
箱崎観光で欠かせないのが、代名詞でもある『筥崎宮』。宇佐八幡宮・石清水八幡宮と並んで日本三大八幡宮に数えられる筥崎宮は、厄除・勝運の神としても有名です。一之鳥居を抜けた先にある大きな社殿は息を呑む迫力。境内には、必勝祈願に訪れた福岡のプロ野球球団やサッカーチームのサインが飾られていました。
「社殿も有名ですが、こちらも皆さんがお参りされる参拝スポットです」と神主の方にご紹介いただいたのが、「湧出石(わきでいし)」。小さな石ですが触れると運が湧き出ると言われており、この日も多くの参拝者が石に手を触れていました。
筥崎宮散策でオススメなのが、参道花めぐり。境内を出た参道沿いにある「花庭園」では、秋は紅葉、春は牡丹や芍薬、初夏は紫陽花やユリなど年間を通して美しい花と庭園を見ることができます。また境内奥の「あじさい苑」では6月になると紫陽花が咲き乱れ、多くの人で賑わいます。
また筥崎宮では、6月の紫陽花の時期を中心に、9月の「放生会(ほうじょうや)」と1月の年始に授与される御朱印が、高い人気を集めています。特に6月のクリア御朱印は、透明なアクリルシートに御朱印をしたためたもので、紫陽花などの花に透かすと写真映え抜群!背景によって御朱印の雰囲気が変わるため、色々な場所で写真を撮って楽しむ参拝者が多いそう。SNSでも多くの“クリア御朱印”が投稿され、話題を集めたようです。
ほかにも参道内にあるフレンチレストラン『La Saison筥崎宮迎賓館』では、見事な日本庭園を眺めながら、地元の食材を活かした珠玉のフルコースを味わうことができます。非日常の空間の中で、ワンランク上の時間と美食を堪能する。そんな楽しみ方ができるのも、箱崎の魅力です。
【筥崎宮】
- 住所:福岡県福岡市東区箱崎1丁目22-1
- 営業時間:参拝時間は季節や行事により変動(公式サイトで要確認)
- 定休日:なし
- 電話番号:092-641-7431
公式ウェブサイト:https://www.hakozakigu.or.jp/
【La Saison 筥崎宮迎賓館】
- 住所:福岡県福岡市東区馬出4-14
- 営業時間:ランチ 11:00〜14:00(LO)/ディナー 18:00〜21:00(LO)
- 定休日:水曜日
- 電話番号: 050-3615-5790
公式ウェブサイト:https://lasaison-fukuoka.jp/
ランチはナガタパンのお隣、箱崎屈指の人気店『筥崎 鳩太郎商店』へ。長屋造りの病院をリノベーションした個性的な外観が特徴です。こちらのオススメランチはやはり、TVでも紹介された『渡り蟹のつけ麺』。イタリアンが好きなオーナーが考えたという新感覚のつけ麺は、ビジュアルのインパクトが抜群!さらに渡り蟹をふんだんに使ったという濃厚な出汁が麺に絡み、後を引く美味しさ。最後はごはんを入れてリゾットで〆るという、渡り蟹の美味しさを堪能できる一品です。約120席の大きな店内ですが、週末や連休中のランチは行列ができるほどの人気だそうです。
『筥崎 鳩太郎商店』の魅力はランチだけではありません。14時以降のカフェタイムは、『七輪団子』や『手巻き大福』などが大人気!自分で七輪で団子を焼いたり、具材をアレンジして自分好みの大福を作ったりといった“体験型”のメニューがSNS映えすると話題になっています。そのほかにも枡に入ったティラミスやパフェ、季節のフルーツを使ったシーズナルメニューなども、散策の合間にオススメです。
さらに夜は創作居酒屋として、地元のお客様や観光客で賑わいます。「うちはランチやカフェが話題になることが多いですが、元々は居酒屋がスタート。夜もオリジナリティあるメニューが豊富ですよ」と店長さんがおっしゃるとおり、夜のメニューもコダワリが満載。「ポルチーニおでん」は、多くのお客様が注文するという鳩太郎のシグネチャーメニュー。一番出汁にポルチーニ茸の香り豊かなソースを加えた和洋折衷のおでんは、〆にごはんとチーズを加えてリゾットにするお客様が多いのだとか(ランチでも注文可能)。またクラフトビールをはじめ、国内外のビールが揃っているのも特徴。特にお店オリジナルのクラフトビール「モンゴルアタック」は、スッキリしつつコクがある味わいで、個性的なメニューにピッタリです。
店内は吹き抜けの中二階席や冬限定のこたつ席など、まるで隠れ家のような雰囲気。座る場所によって雰囲気が変わるので、お気に入りの席を探してみてくださいね。福岡全域、時には県外からもお客様が絶えないという『筥崎 鳩太郎商店』。創作料理とSNS映えスイーツを楽しむ“映えの一品”をお楽しみください。
【筥崎 鳩太郎商店】
- 住所:福岡県福岡市東区箱崎1-44-20
- 営業時間:
【茶房】
11:30 ~ 17:00 close(L.O.16:30|ランチはL.O.14:00)
【酒房】
■日~木:17:30 ~ 22:30(L.O.21:30)
■金土祝前:17:30 ~ 23:30 (L.O.22:30) - 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
- 電話番号:092-292-9669
公式ウェブサイト:https://www.q-taro.jp/
箱崎グルメを堪能した後は、お気に入りの一冊を探しませんか。『Books Kubrick(ブックス キューブリック)箱崎店』は、箱崎駅西口からすぐの場所にある書店。扉を開けると、2階のカフェで焼いているパンと本の匂いが店内に漂います。暖色系の照明と穏やかなBGMの中で本を選ぶことができます。
こちらはチェーン型の書店とは違う、いわゆる独立系書店。雑誌や話題の本も扱いつつ、店主の大井さんが選んだ本を中心に陳列されています。福岡の飲食店や文化を紹介する雑誌書籍や、この地域にゆかりの深い作家・夢野久作のコーナーなど、地域性を感じる選書も特徴的。地元出身の作家さんがデザインしたグッズもお土産にピッタリです。ちなみに本を購入すると、お店オリジナルもしくは福岡名物がプリントされたブックカバーをかけてもらえるので、旅の思い出になること間違いなしです。
螺旋階段を上がった2階はカフェ兼ギャラリーになっており、パンやドリンク、スイーツや食事をいただけます。こちらで人気なのはTVで紹介されたホットサンドと、日替わりのランチプレート。「お子さん連れのお客様も多いので、安心できるものをお届けしたい」という想いから、パンはもちろんデリやスイーツも、そのほとんどがお店での手作り。コーヒーは福岡で人気の古民家カフェ『パッパライライ』さんに焙煎を依頼したオリジナルブレンドというこだわりが。この日もランチを楽しむ親子やコーヒー片手に読書にふけるお一人様、ご友人同士のランチなど、様々なお客様が、ゆったりと時間を過ごしていらっしゃいました。
「このお店がサードプレイスになって、新しい気付きや癒やしが得られる場所になってほしい」とスタッフさん。地元の暮らしに溶け込みながら、旅先で“お気に入りの一冊”を選んでみてはいかがでしょうか。
【Books Kubrick 箱崎店】
- 住所:福岡県福岡市東区箱崎1丁目5-14 ベルニード箱崎 1F
- 営業時間:書店/10:30〜19:00
カフェ/平日 11:00〜16:30、土日祝 9:00〜17:30 - 定休日:毎週月・火(祝日の場合は営業)
- 電話番号:092-645-0630(書店)/092-633-5620(カフェ)
公式ウェブサイト:https://bookskubrick.jp/
箱崎駅から徒歩4分、筥崎宮の反対方面に位置するのが、カフェ『9We cake+coffee(キュウイ ケーキトコーヒー)』です。小さな交差点の一角という立地を活かした白を基調としたお店はガラス張りで見通しが良く、店内の照明も相まって、温かい雰囲気が漂います。「キュウイ」という名前もあって動物のキーウィがイメージキャラクターですが、「もともとは“We Love 九州”という想いを込めて、できるだけ九州の食材を使っています」とのこと。確かにメニューには、オーナーの出身地の名産品・八女茶を使った和紅茶や、九州のフルーツを使ったケーキ、県内の焙煎所によるオリジナルブレンドのコーヒーが並んでいます。
こちらでは定番の「ブリュレバスクチーズケーキ(880円)」と「八女和紅茶(550円)」を注文。スタッフさんオススメの窓際のカウンターで箱崎の街並みを眺めていると、地元に溶け込んだようなホッとした気持ちになります。運ばれてきたケーキは、香ばしい香りが鼻をくすぐります。カリカリのブリュレをスプーンで割っていただくと、なめらかなチーズケーキとの心地よい食感。そして生クリームと共に添えられているのは、なんとフランス産のゲランドの塩。「ゲランドの塩を添えるのはパティシエのアイデア。キャラメルの苦みとケーキの甘みを塩が引き立てて美味しいですよ」とおっしゃるとおり、見事な組み合わせ。さっぱりした八女和紅茶と共に、あっという間に完食してしまいました。
こちらでは焼き菓子も人気で、「お子さんも安心して食べられるものを」と材料も極限までシンプルにしているそう。ギフトにもオススメとおっしゃる通り、お店に滞在中、何組ものお客様が焼菓子を購入されていました。
お伺いした時には売り切れでしたが、秋は栗やお芋、冬は苺など、季節のフルーツを使ったデザートプレートはイートイン限定の人気メニュー。その可愛さにSNSでの投稿が増え、今でもシーズンごとに話題になっているそうです。
まさに五感で楽しめるブリュレバスクチーズケーキをはじめ、季節のフルーツや焼菓子が揃う『9We cake+coffee』。「これからは店舗をギャラリーにする活動を増やしたりして、この店が色々な人やモノと出会う“場づくり”ができたらいいですね」とオーナーさん。『9We cake+coffee』で、美味しくて楽しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
【9We cake+coffee】
- 住所:福岡県福岡市東区箱崎3丁目9-40
- 営業時間:11:00〜19:00
- 定休日:月曜日
- 電話番号:092-710-5728
- Instagram:@9we.cake.coffee
箱崎での一日を締めくくるなら、老舗のレストラン&バー『天井桟敷』へ。40周年を迎えるこちらのお店は、江戸末期の建物をリノベーションした味のある雰囲気が特徴。寺山修司が主宰していた劇団「天井桟敷」になぞらえてつけられた店名の通り、店内には劇団のポスターがそこかしこに飾られており、ハイカラな家具やインテリアが創業当時の面影を残す、オーセンティックな雰囲気が漂います。
「敷居が高いと思われますが、レストラン&バーに慣れていない方も大歓迎です」とおっしゃるのは、この道24年のバーテンダーさん。意外にファミリー客も多いそうで、「子どもの頃から来ていたお客様が大人になってお子さんと来店されたり、3世代で通っていただくお客様も珍しくありません」とのこと。
幅広い年代に愛される理由の一つが、シェフによるこだわりの自家製メニューの数々。本場スイスのメニューを日本人でも食べやすいように改良したチーズフォンデュは、お店の一番人気。ほかにも地元福岡の那珂川町金太郎卵を使ったオムレツや自家製のピクルス、さらには自家製のショコラやプリン、さつまいもペーストとバニラアイスのスイ〜トマリアといったデザートまで、目移りしてしまいそうなメニューが並びます。
もちろんお酒の種類も豊富で、中でも「究極の生ワイン」は店の代名詞の一杯。北海道のブドウ農家と提携し、特別に作ってもらっているという生ワインは、ブドウ本来の甘さと香りが芳醇な香りを醸す、フレッシュで上品な甘さが特徴。ほかにも誕生石をイメージしたカクテルや、厳選したウイスキー・日本酒・焼酎など、幾通りもの楽しみ方ができます。「お客様との会話を通して、お気に入りの一杯を作ります」とおっしゃる通り、会話を楽しみながら思い出に残る一杯を楽しむことができるそう。オーセンティックな雰囲気の中で、こだわりの料理と美味しいお酒を楽しめる天井桟敷。この店を目当てに箱崎に訪れる方が多いというのも納得の名店です。
【天井桟敷】
- 住所:福岡県福岡市東区馬出5-35-15
- 営業時間:月・木・金・土 16:00〜24:00/水 17:00〜24:00/日 14:00〜23:00(L.O.22:00)
- 定休日:火曜日
- 電話番号:092-651-1688
公式ウェブサイト:https://www.tenjousajiki.com/
いずれも都市型ホテルでありながら、地元アーティストの作品を展示するなど、福岡の地域色を大切にしているのも特徴。『クロスライフ博多天神』『クロスライフ博多柳橋』を拠点に、箱崎の魅力に触れる旅に出掛けましょう。
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クロスライフ博多天神
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〒810-0003 福岡市中央区春吉3-26-30
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【電車】地下鉄七隈線「地下鉄天神南駅」6 番出口より徒歩約7分
【バス】博多駅より「春吉」バス停まで約7分「春吉」バス停より徒歩約4分
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アクセスマップ
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クロスライフ博多柳橋
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https://crosslife-hakatayanagibashi.orixhotelsandresorts.com/
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〒 810-0003 福岡県福岡市中央区春吉1-6-5
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【電車】地下鉄七隈線「渡辺通」駅2番出口より徒歩約4分
【バス】西鉄バス「柳橋」バス停下車徒歩約1分
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