家族で楽しめる別府温泉近郊の絶景ドライブプラン 家族で楽しめる別府温泉近郊の絶景ドライブプラン

2023年9月20日

# ドライブ # 別府 # 観光

おすすめドライブプラン

家族で楽しめる別府温泉近郊の絶景ドライブプラン


総湧出量・源泉数共に全国1位のおんせん県である大分県を訪れたら、温泉と合わせて絶景ドライブを楽しみませんか。家族みんなで楽しめる日本百名道の「やまなみハイウェイ」と、周辺おすすめスポットを紹介します。

やまなみハイウェイとは

▲やまなみハイウェイ <画像提供:PIXTA>
▲やまなみハイウェイ <画像提供:PIXTA>

やまなみハイウェイは全長約58㎞、大分県別府市と熊本県阿蘇市を結ぶ九州随一の絶景ドライブコースです。正式名称は県道11号線、通行料金は無料で、所要時間約1時間。日本百名道や風景街道にも選ばれ、九州の屋根の愛称で親しまれる標高1700m級の山々が連なるくじゅう連山を見上げる高原のど真ん中を貫く広大な1本道や、世界最大級のカルデラ阿蘇五岳を堪能できるワインディングロードなど、極上のドライブ体験や花鳥風月を求める人々が全国から訪れます。四季折々の自然を肌に感じられるやまなみハイウェイに魅せられ、季節ごとに年4回以上訪れるファンも多いのだとか。360度のパノラマで阿蘇の雄大さに思わず息をのむ「大観峰展望台」や、見渡す限り広がる草原が海外のような「瀬の本高原」、噴煙を上げる硫黄山を正面に眺められる「長者原(ちょうじゃばる)」からの景色など、ハイウェイ沿線はカメラが手放せないフォトジェニックなスポットの連続です。

▲やまなみハイウェイ <画像提供:PIXTA>
▲やまなみハイウェイ <画像提供:PIXTA>

やまなみハイウェイ周辺は絶景スポットに加えて、大人も子どもも楽しめる観光施設が目白押しです。家族旅行で訪れたいのは、とれたてのフレッシュな生乳や生クリームを使用した贅沢なパン・バター作りや羊・カモへのえさやり、引き馬体験など幅広いアクティビティが揃う「国立公園九重やまなみ牧場」。情緒溢れる雰囲気の街ととろりとしたお湯を満喫できる黒川温泉で贅沢なひとときを過ごすのもおすすめです。地元民に愛される最高級の和牛「あか牛」のステーキは押さえておきたいご当地グルメです。

狭霧台(さぎりだい)

▲狭霧台 <画像提供:PIXTA>
▲狭霧台 <画像提供:PIXTA>

大分県別府市からやまなみハイウェイで約25分、由布院の手前に現れるのが「狭霧台(さぎりだい)」です。標高約680m、由布盆地に広がる由布岳と由布院の街並みを、昼夜問わず楽しめます。小さい売店やトイレが完備され、雄大な自然を感じられる人気のビュースポット。同じく由布院ビュースポットの「蛇越峠(じゃこしとうげ)展望台」は、由布院を越えて阿蘇方面へ向かうときに立ち寄りたい絶景スポットです。昭和レトロな街並みの由布院に到着したら、ゆったりと市内を巡る観光辻馬車に揺られ、ノスタルジックな温泉街を堪能しましょう。

▲狭霧台 <画像提供:PIXTA>
▲狭霧台 <画像提供:PIXTA>

年間を通して美しい狭霧台では、秋から冬にかけて早朝から見ることができる「朝霧」が見逃せません。温泉の源泉数全国2位の由布院温泉は、街中から湯煙の上がる盆地ということもあり、狭霧台や金鱗湖(きんりんこ)などの幻想的な風景が見られる朝霧・雲海スポットに恵まれています。朝霧が見やすいのは、昼夜の寒暖差が大きく風の無いよく晴れた日。車なら由布院の街から約10分、別府からは約25分とアクセスも良いので、ぜひ早起きをして足を運んでみてください。朝活後に食べたいのは、活火山の火口にある塚原温泉で約20時間かけて蒸された売り切れ必至の卵。温泉成分のしみ込んだ濃厚な味わいは、一度食べたらクセになること間違いなしの逸品です。

狭霧台

牧ノ戸峠

▲牧ノ戸峠 <画像提供:PIXTA>
▲牧ノ戸峠 <画像提供:PIXTA>

やまなみハイウェイ最高地点、標高1330mにある牧ノ戸峠。初夏には火山活動のあった高山に群生するツツジの一種、国の天然記念物に指定されるミヤマキリシマが咲き乱れ、秋は鮮やかな紅葉、冬は一面の銀世界に霜柱や樹氷など雪の花が開き、いつ訪れても新鮮な山並みや森林浴が満喫できます。ぜひ車を止めて遊歩道を歩いてみてください。併設のレストハウスでは、ブルーベリーやミルク味のとろけるソフトクリームが名物です。地元産のブルーベリーを使用した濃厚なジャムはお土産にもぴったり。

周辺には、長さ390m、高さ173mで歩道専用の「九重“夢”大吊橋」など寄り道スポットも充実しています。おすすめは長者原標高1000mにあり、中間湿原としては国内最大規模を誇る「タデ原湿原」です。小さなお子様も自分で歩くことができるバリアフリーの「タデ原絶景コース」の所要時間は約20分、日陰が少ないので帽子などをお忘れなく。

▲牧ノ戸登山口 <画像提供:PIXTA>
▲牧ノ戸登山口 <画像提供:PIXTA>

くじゅう連山の登山口の中で最も人気の牧ノ戸登山口は、150台の駐車場や登山グッズを購入できるレストハウスなどが完備されています。ハイシーズンは満車となることも多いため、早めの到着がおすすめです。また、ハイシーズンはトイレの待ち時間が長くなるため、周辺の瀬の本レストハウスも活用しましょう。急な斜面もありますが、登山道が整備されており各展望台へは10〜20分程、歩きやすい靴でハイキングをお楽しみください。

牧ノ戸峠

くじゅう花公園

▲くじゅう花公園 <画像提供:くじゅう花公園>
▲くじゅう花公園 <画像提供:くじゅう花公園>

標高850mに位置するくじゅう花公園は、年間500種500万本の花々が咲き乱れる、東京ドーム4個分の広さを誇る花の村です。春のネモフィラ、夏のヒマワリ、秋のサルビアなど季節の花々を楽しめます。夏季限定のブルーベリー摘み取り体験や、久住産生乳100%にこだわったジェラート店「シャーロット」、地元の食材を味わえる「野のやさい」などのグルメ、ペットも一緒に手ぶらで楽しめる本格的なグランピング場など、様々なアクティビティが揃います。

やまなみハイウェイを国道442号線、竹田方面に25分程度逸れますが、周辺には本格的な石窯ピザや試飲もできる地産地消の「久住ワイナリー」、1回100円で楽しめる巨大な「世界一大ブランコ」、有名CMのロケ地と噂の「黄牛の滝」など魅力的なスポットも目白押しです。

▲くじゅう花公園 <画像提供:くじゅう花公園>
▲くじゅう花公園 <画像提供:くじゅう花公園>

全国の「美しすぎる星空10選」に選ばれた久住高原では、天然のプラネタリウムのような満天の星を、ガイドと共に巡るイベント「久住高原星空の巡り」が、毎月開催されています。予約不要で参加でき、願いを込めたエコ風船を音楽に合わせて夜空に浮かべる風船リリース、天体望遠鏡を使って観測する月の表面や土星の輪、季節の星座に関する神話や宇宙の成り立ちなど、興味関心に合わせた体験が可能です。観賞会の後には人数制限を設けて予約者限定で花と星の幻想的な写真撮影会が行われることも。不定期開催のため、詳細はHPをご確認ください。

くじゅう花公園

別府観光のおすすめホテル「別府温泉 杉乃井ホテル」

    • 杉乃井ホテル_宙湯
      • 別府温泉 杉乃井ホテル

      • https://suginoi.orixhotelsandresorts.com/

      • 〒874-0822 大分県別府市観海寺1

      • 鳥栖JCT→大分自動車道→東九州自動車道→別府IC【1時間40分】(別府ICより車で約5分)

        杉乃井ホテルと別府駅をつなぐ無料シャトルバスを運行しております。(予約不要)

アクセスマップ

まとめ

日本百名道に選ばれるやまなみハイウェイを含む、家族で楽しめる別府温泉近郊の絶景ドライブプランをご紹介しました。高台や峠から見下ろす景色や朝霧や星空など自然の魅力が溢れるスポットで身も心もリラックス。行き先が決まっていない方や迷っている方は、ぜひ別府温泉へ旅行に行かれる際の参考にしてください。
* 掲載情報は2023年6月時点の内容です。最新情報は掲載先にお問合わせください。